最近の私の学習環境です。
実はこれ、この春頃から、介護で生活リズムが変わってしまった時に始めた「暫定的なやり方」だったのです。
ところが、この暫定当初にはなかった「紙の辞書」と「鏡」が加わり、もう夏になってしまいました。
私は、「単語の勉強」と「発音練習」をセットにしているので、本来ならば、ウォークマンとかボイスレコーダーなどの機器を使って勉強・練習しています。鏡も必須アイテム。いろいろな道具が必要なので、準備と片付けに少し時間がかかります。
ところが、義父の介護の状況に動きがあり、生活が変化。介護がらみで出かけることが多い時期が続きました。
そこで、「いつでも始められて、いつでもやめられる方法」をとることにしたのです。
基本的な考え方として、「1冊の単語帳を基本にして、機材を使った発音練習は、しばらくお休み」ということにしました。
具体的には、「最も基本の単語帳で、意味をザーッと確認しながら1周する」ことにしました。使用する単語帳は、アルクの「究極の英単語 」の「Vol.1」です。
もう何周も回している単語帳なので、早い方なら、あっという間に1周回してしまうんじゃないかと思います(そもそも、単語帳を早く回す系の人は、あまり選ばないかも)。
基礎的な単語帳ですが、基本単語が載っているので、私は発音練習のベースにしています。
ただし、今回は発音練習はせずに、意味確認だけ。
ところが、やっているうち、音節をチェックするようになり、紙の辞書が加わって、単語ごとに解説を読むようになり、音読するようになり、鏡が登場しました。
で、結局、最近は何をやっているかというと、
1単語あたり、
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単語帳で意味の再確認(代表的でない意味の確認、文型の確認など)
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発音記号、アクセントの確認(第2アクセントの有無も)
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電子辞書で「音節」を確認して、単語帳に書き込む
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動詞の場合、「3単現のs」・「過去形・過去分詞」・「ing形」をサッと言えるかどうか確認し、口に馴染ませる練習
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名詞の場合、「加算名詞」・「不可算名詞」を確認して、単語帳に書き込む
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紙の辞書の「解説」を一通り読む
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例文中に、わからない単語があれば、その単語を調べる
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例文中に、発音の自信がない単語があれば、調べて、辞書に発音記号を書き込む
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紙の辞書の「例文を音読」し、「例文の発音練習」をする
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発音が気になった例文については、電子辞書の「聞き比べ」機能を使って、「発音チェック」する
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紙の辞書において、同じページ(見開きページ)にある単語を少し眺め、気になったものがあれば、チェックする
という訳で、とても時間がかかります。「1日に1単語しか進まない」なんて日もあります。
(最初から、これらを全部やっていた訳ではなく、最近、ここまでやるようになってしまった、ということです。よって「get」や「teke」などは読破していません。)
当初決めたように、「単語帳での発音練習はしない」ということは守っていますが、結局、「紙の辞書で発音練習」を始めてしまいました。
こんなことでは、単語帳1周を「ザッと回す」なんて言っていても、一体いつになるかわかりませんね。
でも、最近は、「このやり方もアリなのではないか?」と思うようになりました。
「究極の英単語」のVol.1(3000語)を基準にしているとはいうものの、その単語を1つ1つ辞書で引いて、例文を一通り読んでいる訳ですから、それなりに難しい単語も出てきます。音読の練習もしています。
教材が異なるだけで、私がやりたいことは、一通りやっているんですよね。
必ず、そうなっちゃうんだと思います。
ということで、英語の学習方法について、「かくあるべき」みたいな方法論がよく聞かれますが、結局、好きなようにやれば良いのではないかと思います。
自分がやりたい方法が、いちばんモチベーションが続くでしょうから。
ただし、自分の思い込みでは失敗もあり得ますから、「自分でやり方を考えて、工夫していける」ことが条件。まずは能動的になることが最重要なのかも知れません。