1年以上前から、少しずつ自宅の片付けをやっています。
私は、物持ちが良いというか、捨てられない性分で、家がパンクしているんです。
まずは「絶対量を減らす」必要があるので、「作業さえすれば、確実に減る」という分野を対象にしていきます。
そうなると、「自分の判断だけで管理できる古い物もの」がやりやすい訳で、「自分の(以前の)趣味に関する物が最も片付けやすい」という悲しい現実と向き合わなければなりません。
私には、パソコンの自作をやっていた時期があり、パーツなどの物品も多数残っていますが、自作者向けの「雑誌」が大量にあります。かなり場所を取っていますし、重いです。
最近では、パソコン自作という趣味は廃れてしまった感がありますが、かつては、自作関係の書籍がたくさんありました。黄金時代でしたね。
私は、以下3冊の月刊誌を購読していました。
- 「日経Win/PC」
- 「DOS/V magazine」
- 「DOS/V POWER REPORT」
「日経Win/PC」は2005年から、他の2冊は2006年から買っていました。
ところが、2007年末で「DOS/V magazine」が月刊誌としては休刊になり、実質2冊に。さらに、2013年秋に「日経Win/PC」が一旦休刊し、季刊誌になってしまいました。月刊誌としては、「DOS/V POWER REPORT」だけが残りました。
残った「DOS/V POWER REPORT」は、近年までずっと買っていたんですが、私自身、自作をやる余裕がなくなり、打ち切ることにしました。
(「DOS/V POWER REPORT」も、2019年に季刊誌になったようです。)
現在、購読しているパソコン関係の雑誌は「月刊Linux」だけです(毎号ではないですが)。
これらの雑誌、長らく、1冊も捨てずに溜め込んでしまっていたので、すごい量。
そういう状況なので、少しずつ処分を進めています。
ただし、いろいろな事情で「まったく読むことができなかった」時期もあり、新品同様の号もあります。そのまま捨てるのはあまりにも悲しい。
よって、「見納め」のような感じで、ザーッと全ページをめくります。情報としては古いものですが、ヒントになることが結構あります。具体的な製品や技術の情報というよりも、その時代の奇抜なアイデアが、いろいろなヒントになるのです。
今回は「DOS/V POWER REPORT」の2013年分が対象です。
少し時間がかかりましたが、最終チェックして、束にして縛りました。地域の古紙回収の日に出します。
パソコン雑誌に限らず、古い刊行物を見ていると、やはり時代を感じますね。
その時代ごとに、「これからはこっちだぁ!」という流れを感じます。結果的にそれがどうだったか?というと微妙だったりしますが。
客観的な情報と、アイデア・ヒントを得て、自分で考えることが大事ですね。