うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

ウォークマンがくれた私の人生の転機

私にとって、ウォークマンは大切な存在です。

50代になって、音楽が好きだったことを再認識したのも、英語の勉強を再開したのもウォークマンがきっかけ。振り返ってみたいと思います。

 

 

今使っているウォークマン

私が現在使っている音楽再生機器は、少し前のウォークマン。「NW-A20シリーズ」の「NW-A26HN」(32GB)です。

 

SONYのウォークマン「NW-A26HN」(2016年12月購入)

 

これは既に生産終了しています。

このAシリーズは、次の型からタッチパネルタイプ(私はスマホタイプと呼んでいる)になってしまいました。

気に入っていたのに、このスタイル(ガラケータイプ)のものは、ベーシックなSシリーズだけになってしまいました。

 

このウォークマン、購入後、この冬で6年になります。毎日使っているので、かなり傷んできています。

 

6年目のウォークマン けっこう傷があります

 

イヤホンは、付属のものを含めると5つ目です。

 

左から、付属イヤホン、単品販売の(MDR-NW750N)、PanasonicのRP-HJE360

 

付属イヤホンのケーブルが怪しくなったため、傷む前に単品販売の(MDR-NW750N)を購入しました。中央の白いやつです(これも生産終了)。イヤピースはEP-EX11Mに交換しています。

 

このMDR-NW750Nも、ケーブルが傷んでしまったので、2回、買い足しています(白いイヤホンは写真を含め3つある)。

 

今は、Panasonicの「RP-HJE360」というイヤホンを使っています。廉価な簡易的なもので、ハイレゾ対応でもノイズキャンセリング用でもありません。音質はともかく、小さいので耳に入れたまま横になれるので(耳を傷める恐れがあるのでご注意)、重宝しています。

 

これまで使っていたウォークマン

私が初めてウォークマンを買ったのは、高校生の時。ウォークマンDDというやつでした。フュージョンやスティービーワンダーなどを聴いていました。

 

その後、大学・社会人へと進み、CD用ディスクマン2機種とMDウォークマンを持っていました。

 

変わり種としては、8mmビデオテープを入れてビデオを再生できる、ビデオウォークマン「GV-8」というものも持っていました。ウォークマンという名がついていますが、小さなテレビが付いたビデオデッキといえるものです。

 

2000年代に入り、音楽をダウンロードして聴くことが一般化し、一時期、iTunesとiPod nanoの組み合わせで音楽を聴いていました。

 

Apple製品の便利さで、ウォークマンからは離れてしまいました。しかし、昔から持っているカセットを再生する機器がなく、間に合わせ的な感じで、カセット用のウォークマンを買ったこともあります。

 

その後、諸々の状況により、音楽を聴くのをやめてしまいました。

 

転機・再会

私は、元々音楽が好きだったはずなのに、仕事のこと、体調のこと、生活環境のことから、音楽を聴かなくなってしまっていました。極端な話、「音」から遠ざかっていたという時期もあります。

 

しかし、2015年頃から高ストレスの状態が続き、悪い状況から抜け出すための模索が始まりました。

 

薬に頼らず、自然にストレス解消を図りたいと思い、好きだったはずの音楽を聴いてみよう、と考えました。そして、買ったのが、今のウォークマン。2016年12月のことです。

 

昔のCDを録音し直して聴くと、当時とはまるで違う音。D/A変換の技術が進み、たとえ音源がハイレゾではなくてもアナログ回路が良くなって本質的に音質が良くなったのだと思います。

「これはいい」と思っているうち、ふと、「英語を聴いてみよう」と思ったのです。

 

2017年1月、NHKのラジオ国際放送「NHKワールド・ラジオ日本」をダウンロードして、ウォークマンで聴いていました。

ところが、日本人アナウンサーの英語発音に限界があり、ニュースの内容のこともあって、これは自分には向かないと思いました。

 

調べると、アメリカのNPRという放送局のコンテンツがダウンロードできることを知り、ニュースやTEDなどをダウンロードして、ウォークマンに転送して聴くようになりました。

 

そして、思ったんです。「また、英語の勉強、してみようかな。」

 

その後、NPRや「多聴多読マガジン」の音声でリスニングを行ったり、TOEICの教材を買って勉強し、何度か受験もしました。

 

あの時、ウォークマンを買わなかったら、音楽と英語との再会はなかったはずです。

 

今の生活でのウォークマン

スマホで何でもできてしまう時代ですが、私は、音楽を聴くのも英語の勉強をするのも、もっぱらウォークマンです。

 

NPRのコンテンツを聴くのも、スマホで直接聞くのではなく、一旦、パソコンでダウンロードして、ウォークマンに転送してから聴いています。なんか、「そういうもの」という感じで。

 

毎日、寝る時、寝室にスマホは持ち込みませんが、ウォークマンは持ち込んでいます。どのタイミングで聞くかは状況次第。

 

1人で車に乗る時は、カーオーディオにBluetoothで飛ばして英語を聴いています。以前はシャドーイングをやっていましたが、今はやっていません。

 

お風呂でも、防水スピーカーにBluetoothで飛ばして英語を聴いています。かつては入浴時間もシャドーイングタイムでしたが、今はやりません。

最近、ブログを始めてからは、「原稿を考える時間」になりつつあり、入浴中に英語を聴くことは減ってしまいました。

 

まとめ

私にとって、ウォークマンは大事な存在。会社員時代、自分を見失ってしまったけれど、ウォークマンのおかげで自分に戻ってこれたんです。

 

最近は、社会情勢からだと思いますが、かつてのような「人」とともに「歩む」というにふさわしい、人生に寄り添うようなウォークマンは登場しなくなってしまっているようです。大変、寂しいことです。

 

日本の世の中が正常に戻ることを願いつつ、私は、一昔前のやり方の良いところを見直していきます。