うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

ポイントカードや電子マネーの登録作業をしながら何だか解せない気分

ショッピングでの支払い時に使うポイントカードや電子マネーって結構ありますよね。

 

もらってすぐに使えるんだけど、スマホやパソコンで登録しないとポイントが使えなかったり無効になったりしてしまうことがあるので、「面倒だけど登録しなきゃ」と思っているものがあったりします。

 

今日、ずっと気になっていた3枚のカードについて処理しました。

 

スマホにアプリを入れなきゃいけなかったり、通販のポイントとの関係がどうなるのか調べるのに時間がかかったり、結構面倒でした。

 

こういう登録の時って、「規約」に同意しないといけません。まったく見ずに同意する人も多いと思いますが、私は、一応、パソコンで規約を開いて、テキストで保存しています。

 

規約は、分量があって、登録作業の最中にはとても読めません。個人情報の扱いなど、気になるところをちょっと見るぐらい。

 

登録後、規約のテキストを整えて(項目番号がなくなっているので付け直したりする)、保存しておきます(結構時間がかかります)。

 

その作業をしながら、「どんなことが書いてあるか」、ざっと目を通すことになるのですが、「とてもユーザーの方を向いているとは思えないな」と思うことがしばしばです。

 

かつて、「紙のポイントカード」だったり、「シンプルなペラペラのプリペイドカード」だったりした頃は、こんな面倒なことは要らなかったはず。そもそも、必要になる個人情報などあまりなかったので。その時代のやり方をそのまま電子化してくれるのなら良いのですが、「こんな情報、必要なのか?」という情報を入力しなければならなかったり、アプリのインストールが必要で、ひどいところになると、アプリが、内蔵カメラ、GPS、保存データにアクセスする許可を求めてきたり(許可しませんが)、行き過ぎな感じがします。

 

規約を見ても、個人情報の扱いなどにおいて、業者側が拡大解釈すれば、いろいろなことができてしまいそう。

 

どう考えても、「また来てね、ポイントが溜まったらオマケしてあげるから」とか「ウチのプリペイドカード作ってくれたら、ちょっと多めの額になるのでお得だよ」といった感覚とはまるで違う。「もっと大きな規模の何か」の中で、私たちは、消費者の1人、コマの1つ、1件のデータでしかないみたいな感じです。

 

「そんなカード、要らない」と言いたいところだけど、便利なこともあるし、お店でいちいち聞かれるのも嫌なので、使うものは使っています。

 

「便利なもの」、「お得なもの」ということで、積極的に活用される方も多いとは思います。でも私としては、こういうものに対して、世の中がもう少し「冷ややかな目」になってくれるといいな、と思っています。