うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

世の中で言われていることって正しくないんじゃないかと疑ってみる

最近、「今まで言われてきたことは正しくなかったのでは」という話が聞かれるようになったように思います。

 

結構前から「おかしい」と思っていた私としては、「ようやく」感はあるものの、大変良いことだと思います。

 

ただ、最近「おかしい」と叫ばれている対象は、だいたい「ここ2、3年に言われてきたこと」なんですよね。

 

実は、もっと前から「言われるがまま信じてきたこと」で「おかしいこと」って、ほかにもたくさんあると思うのです。

 

最近、ある方のブログを読んでいて(はてなブログの方ではありません)、「最近の世の中がおかしい」と強く主張されていたので、非常に頼もしく思ったことがあります。しかし一方で、「過去、10年来ぐらい言われて続けてきたこと」については、「マスコミの論調をそのまま信じている」様子だったんです。

 

そこまで気づいたんなら、「もっと昔からおかしかったんじゃないか」って思って欲しかったな、というのが率直な印象でした。というか、きっと、その方ならいつか気づいてくださると思います。

 

その方に限らず最近の世の中で、せっかく「世の中がおかしい」という風潮が出てきたのだから、「もっと前からおかしかったんじゃないか」と思ってみたらどうかな、という気がします。私の勝手な想いですけど。

 

極端な話、「私が生まれてから、習ってきたこと、言われてきたこと」って、かなり違うんじゃないか、という気がしています。最近、「今までの歴史は正しくなかった」という話が結構出てきているみたいだから、時間があれば、じっくり学び直したいところです。

 

気を付けなければならないと思うのは、逆に「これまでやってきたことは間違っていたんだぁ!」という風潮が故意に作られていることもありそうだ、ということです。

 

10年、20年と長年続いていたものが、ある時、突然、「あれは良くない」と否定される。それなりに日本の文化に根付いていたものが、「身体に良くない」、「カッコ悪い」、「こんなことをやっているのは日本だけだ」みたいな、取ってつけのような理由で否定される。そういうことがあったように思います。

 

だいたいそういう時って、「長年続いていて定着していたもの」が、急にすたれて、「あっという間に別のものに置き換わってしまっていた」ような印象があります。私は、こういう急激な変化には、裏の意図があると思っています。

 

一方、冒頭で述べたような「信じ込まされてきたようなこと」については、気づいて声を上げる人が出てきても、ちっとも衰退しないで根強く続いてしまう。

 

「おかしいと声を上げる人が出てきてもちっとも変わらないもの」、「それなりに定着していたのに一気に衰退したもの」、この極端さ、私には不自然に思えてなりません。

 

「頼んでもいないのに一方的に入って来る情報」とか、「なんだかわからないうちに勝手に湧き上がっていた世論」などについては、故意である可能性があるので、真に受けずに、冷静に自分で考えてみた方が良さそうですね。

 

かく言う私も、これまでの人生で、「信じ込んできたこと」はいっぱいあるのです。私みたいなことを言う人に限って騙されたりしますからね。今後も、自信はないけど、安易に乗せられないよう気を付けていきたいと思います。