我が家のベランダに、時々、カメムシが迷い込んで来ます。
ここは、それなりの高さの階。いったいどこから来るのか?という感じです。いつも同じ種類なので、この建物のどこかで繁殖してしまっているのかも知れません。
だいたい、瀕死の状態のように見えるのですが、「じっと動かないだけ」だったりするので、ちょっと怖いです。
害虫扱いですが、家庭においては放置でも良いのかな?と思っています。ただ、誤って部屋に入ってきたり、臭いものを吹いたりすると大変です。なので、サッシの開け閉めには細心の注意を払いますし、ベランダに出た時には驚かせたりしないようにしないといけません。
カメムシは、長期間、動かずに居座ったりするので、ひとたびカメムシが来ると、警戒モードでの暮らしになってしまうのです。
先日、またカメムシが来て、「なんでここに?」と思うような場所で、じっと動かなくなってしまいました。時々少し動くので、生きてはいました。
過去にも、カメムシが来た時には、いろいろ大変でした。今回も「また長期戦になるのかなぁ」と思っていました。
なんとなく、カメムシが現れる時って、私の心の状態に共通項があるような気がするので、「何か意味があるのかな」などと思ったりします。なので、無下に駆除したりすることは気分的にできないのです。
今日、様子を見たら、どうも生きていないような感じです。じっとしているだけにしては姿勢がおかしい。明日、確認して、処理することになりそうです。
今思えば、「最期の場所として、ここを選んだ」ということかも知れません。厄介者なので複雑な気分ですが、今はお彼岸の時期、生命についてあれこれ考える良い機会なのかも知れません。