うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

介護が法事に変わったけれど

5月の後半、入院していた義父の容態が急変し、ある朝、連絡を受けて駆け付けるも間に合わず、義父は旅立っていきました。

 

「その日」が訪れる時期については、関係者の間でも「見立て」が分かれていて、結果、「厳しい側」の見解が正解となってしまいました。

 

多くの関係者から「直前の予兆はある」と言われていて、そうなった時には知らせてもらえるはずだったのです。しかし、「まだしばらく大丈夫」という状況の中、突然、事態が動きました。その日の担当看護師も「え?」という感じだったようです。別の見方をすれば、本人はほとんど苦しむことなく、誰に見られることもなく、1人でサッといってしまったようです。義父らしい。

 

直後の対応なんですが、葬儀屋にもお寺にも事前相談していたので、初めての人ならバタバタするところ、それなりに円滑に進みました。

 

円滑とは言え、葬儀が終わり、お寺にお布施を納めに行き、義母を実家に帰すまでは、目が回りそうな忙しさでした。これは仕方がないですね。

 

今後の法事をどうするか。実質、動くのは妻と私の2人だけで、実家も遠い。正統な流儀を重んじる住職が何というか心配でした。ところが、思いがけず、私たちに負担がかからない方法を考えてくださいました。

 

介護や終末期医療の段階では、緊急呼び出しとかあって、どうしてもバタバタする訳ですが、本人が旅立って法事の段階になってからは、「慌てることもなく、時はゆっくり流れる」・・・私は、そう思っていました。

 

しかし、なんとも忙しい。延々とバタバタした日々が続いていました。

 

仕方がないのは法事。亡くなった時期の関係から、7日経と49日と初盆(新盆)が連続してしまい、さらに私の方の先祖供養行事も加わるので、度々お寺へ行くことになります。でも、これらは日程も準備内容も決まっていることなので、着実に進めていくしかないですね。

 

もう1つ大変なのが各種手続き。最初は、あまりの多さに、妻も私も混乱していました。でも、少しずつ進めていくうち、だんだん合理的な段取りが見えてきて、「あとはやるだけ」という段階になっています。

 

ということで、「やるべきことを着実に進めていけば良い」「だいぶ落ち着いた」と言いたいところです。ところが、そうはいかないのが世の常。いろいろなことが起こります。

 

最も厄介なのは、「法事」でも「手続き」でもなく、なんと「身内」でありました。

 

内容については、お恥ずかしい話であり、事情が複雑な話ですから、ブログに書けるようなことではないんですが、とにかく、何とも「振り回されて」いるのです。それによって、どれだけ貴重な時間が奪われてきたことか。

 

いろいろなことを言う人がいるのですが、私も妻も、ついつい、真に受けて、つられてしまっていました。自分たちの生活が台無しになって、まともな食事もとれない日々がありました。しかし、さすがに身体がおかしくなりかけて、これはいかんと思いました。

 

今日は、我が家の中のある出来事から行動を変え、気持ちを切り替えることができました。

 

やるべきことはやらなければいけない。でも、自分たちの生活、そして何よりも自分たち自身が健康でいることが大事なのです。ようやく、それに気づいて、何とか実践し始めたところです。