うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

品薄・欠品商品を追いかけないようにしようと思う

我が家で使っている家電機器の定期交換部品が入手できず長期間待たされる、という出来事がありました。発覚時には「他の経路で入手できないか」と調べかけたのですが、「この行動自体、良くない」と思い直し、追いかけるのはやめました。

 

この考え方は、家電以外にも当てはまりそうなので、今後、気をつけなきゃいけないと思っているところです。

 

以下、今回の出来事を書きますが、この記事の趣旨により、具体的な商品名は出さないでおきます。

 

我が家で常時使っている生活家電があります。通常、電源は入れっぱなしにしているタイプのもの。

 

この使い方だと、約2年で、あるユニットを交換しなければなりません。

 

少し前、交換のお知らせが出たので、家電量販店に行きました。店頭にはなかったので、取り寄せの注文をし、代金は支払い済。連絡が来たら受け取るのみとなっていました。

 

入荷したら携帯のメッセージに連絡してもらうようにしたのですが、なかなか連絡がありません。このお店では、これまで2、3日で届くことが多かったのですが(もちろん品目によります)、今回は、2週間経っても連絡がありません。

 

お店に電話して問い合わせたところ、調べて折り返し連絡するとのこと。

 

しばらくして、電話で回答がありました。なんと、「メーカーで欠品していて、3、4ヶ月かかる」というのです。

 

その家電、感覚的には「日本の大手家電メーカー」のもの。でも今や外資となってしまい、サービスも「グローバルスタンダード」なのでしょう。従来の日本メーカーのような対応には期待できません。

 

電話で話を聞いた瞬間、「きっと、一定量の注文が集まってから作って日本に送ってくるのだろう、仕方がない」とあきらめました。

 

でも、この種の「定期交換が必要な機器」では、「交換時期を過ぎても、無視して使い続けると動かなくなる」というパターンがあり得ます。そのことについて「メーカーに確認して欲しい」とお願いしました。たぶん、まったく動かなくなるようなことはないだろうと思いました。

 

その後、別の人から電話があって、なんと「今の使い方だと、あと2ヶ月ほどで機器自体が動作を停止する」というのです。

 

「その交換品が関係する機能を止めて運転を続ける訳にはいかないか」など、いろいろ質問したのですが、自信がなさそう。どうやらメーカーには問い合わせておらず、自分たちで調べたようでした。

 

それにしても、「交換品の入手に3、4ヶ月かかるが、2ヶ月で機器自体が使えなくなる」という状況。「それじゃ困る」と思いましたが、相手(家電量販店の販売員)に文句を言っても、どうなるものでもありません。「運転方法を工夫する」ということで納得することに。

 

ただ、こちらの主張として、「入荷時期をフォローした上、遅くなりそうだということを連絡して来るべきではないか」とは言っておきました。

 

電話後、「通販で手に入らないか」と思って調査を始めました。通販で入手後、注文品が届いてダブッても、おそらく2年後はまだその機器を使っているだろうから、その時に使えば良いと思ったのです。

 

通販サイトで調べてみると、商品の掲載はあるものの、やはり品物がない。表現はショップごとに様々ですが、基本的に「入荷時期未定」。在庫があると明記しているところは1つも見当たりませんでした。何も注記がないところは、「品薄になっていること自体をまだ知らないのだな」という印象でした。

 

「一か八か、問い合わせてみる価値がありそうなところ」が、あったにはあったのですが、そんなことをすると、この商品は品薄だ」という世の風潮に拍車をかけることになる

 

もし、この状況が作為的なものであるなら、決してそれに乗ってはいけない。

 

そう思って、追いかけるのはやめました。

 

その家電機器は、必要な時だけ電源を入れ、延命を図るようにします。

 

また、交換品に関して、私自身でも取扱説明書で調べてみました。その結果、「なんだ、違うじゃないか!」ということが判明したのです。

 

お知らせ後、一定期間が過ぎると、関係する機能が停止するだけで、装置自体が停止するなんて書いていないのです。先に調べなかった私も悪いのですが、その販売員は「日本語が読み取れないのか」と残念な気持ちになりました。

 

とにかく、とりあえず問題解決。その機器については、運転方法を工夫して、電源を入れたり切ったりしています。

 

根底にある問題として、これからの日本、「今まで当たり前のように手に入ったものが入手困難になる」ということが、ますます増えていくんじゃないかという気がしています。どうしてそういうことになっているのか実態はわからないのですが、受け止め方としては、「自然にそうなった」のではなく、「誰かがそうしている」と思っておいた方が良いと感じています。

 

「つられて買い漁るような行動に出るのは良くないことの方が多い」と言えるでしょう。かく言う私も、対象物によっては「絶対にやらない」とは言い切れませんが、控えたいと思います。

 

本質的には、「何が止まってでも生き抜く」力が必要ですよね。あらゆることが海外依存にさせられてしまった今、そんな考え方は非現実的かも知れません。でも、だからと言って「無理だから何もしない」というのはおかしい。できる範囲での「備え」などはしてきたいと思っています。