2020年5月に我が家の一員となった「ももいろハート」(「サフィニアアート」シリーズ)のその後です。
このブログでは、2022/08/14~2023/03/01にかけ、9回にわたって記事にしてきました(8回目までがシリーズで、9回目は番外編)。今回が10回目になります。
・最初の記事:「我が家の「ももいろハート」(その1)」
・最後の記事:「我が家の「ももいろハート」(番外編)2023春」
その後(2023年の春以降)、ももいろハートはあまり元気がなく、咲き方は少なめ。秋になると、ほとんど花はなくなってしまいました。
ずっと、鉢は5つあったのですが、小さな鉢2つは早々に枯れてしまい、大きな鉢3つで、わずかの花と葉っぱで細々とつないでいました。
12月中旬には、花は1つもなくなり、わずかの葉っぱのみで頑張って生きていました。
私たち夫婦も、2023年は苦難の年で、正常な暮らしができないでいました。親族のことで、一般的にはありえないようなことを体験してきました。正直言って、この子たちの世話をする余裕がなく、枯れ枝を放置しているような状態でした。
2024年3月下旬、弁護士と共に対応してきた親族問題も重大局面。「こんなに緊張する日があるものか」という一大イベントを乗り越え、悩まされた問題も峠を越えました。
「これでようやく出口が見える」、「自分たちの人生を自分たちで歩いていける」、疲れてヘロヘロになった中にも、「何かが変わる」という希望を持てるようになりました。
そんな矢先、ふとベランダを見ると、なんと、ももいろハートが咲いているではないですか。
以前はあんなに世話をしていたのに、蕾の段階で気づかなかったなんて・・・、なんとも複雑な心境でしたが、とにかく咲いてくれたのは嬉しいことです。
左側の鉢です。
可愛いですね。嬉しいです。
昨年2023年の春も、この鉢から咲きました。元々の鉢(右側)で実った種から発芽した鉢です。
日に日に開花が進みます。3日後には完全に開きました。
右側の鉢でも花が咲きました。
こんなに嬉しいことがあったのに、花が一生懸命咲いているのに、正直言うと、まだ私には元気がなくて、枯れ枝の処理ができないでいました。この2日後に、ようやく鉢の整備ができました。
約10日後の様子です。土はサッパリし、花も増えました。
右側の鉢も元気です。でもちょっと手前に寄りすぎですね。
そして、本日、2024/04/22の様子です。
真ん中の鉢は、どうやら無理っぽいです。
右側と左側の鉢は、けっこう元気。でも、両方とも、やけに鉢の縁に寄っています。
特に右側の鉢は「端っこ」が好きみたい。横から見てみます。
うーむ、どうしてこうなるのか。「うちの子」だから、ちょっとひねくれているというか、天然が入っているというか。
最後は左側の鉢の写真で締めます。いい感じで咲いています。可愛いですね。
我が家のももいろハート、その前にいた植物もそうなのですが、私たちをすごく応援してくれているような感じなんですよね。私たちが辛い時は、この子たちもヘロヘロになっていました。私たちの辛さを少し受け持ってくれていたんだと思います。
つくづずく思うんですが、人間とほかの生き物って、言葉は通じないけど、つながっていると思います。以前は、そんなこと言うと「おかしな人」と言われそうな気がしていましたが、今や、完全にそう信じています。