最近、物事がうまく進まないことが多く、原因や対策をあれこれ考えている。おそらく、「自分らしくない」やり方を長年やってきて、癖がついてしまっているのだと思う。
何が問題か。一言で言うと、身の回りの「やること」が整理されずにぐちゃぐちゃになっているのだ。以下のような感じ。
- 1つずつ、きっちりやっていけば進むはずのことがたくさんある。
- 必要に迫られ、必要最小限のところだけ中途半端にやってある。
- 整理されずに、ぐちゃぐちゃになっている。
今は、自分で時間を管理できる身分だから、「1つずつきっちりやれば良い」のに、どうしても、つい、「粗雑で良いから、形になるところをだけやる」というやり方をしてしまっている。癖が染みついてしまっているようだ。
最近、子供の頃のことを思い出すなどして、自分の個性を振り返っているのだが、今の自分の「物事への取り組み方」は本当に変わってしまった。間違いなく、「今の方がおかしい」と思う。
最近の傾向としては、「目に見える形のあることを優先し、目に見えないことは後回しにするか、やらない」ことが多い。これは違う。
本来の僕なら、以下のような感じだったはず。
- 構想をしっかり持つ。夢を持ちつつ、現実を踏まえたやり方を考える。
- やる前に、段取りをしっかり整える。
- 記録する(自分が何をしたか後でわかるようにする)。
- 場合によっては、1つの行程に何日間もかけることがある。
- 後始末(物品やデータ整理など)もきちんとやる。
ある意味、自然にPDCAをやっていた面があると思う。
会社員時代、PDCAがどうのという割には、実際にはそうではなかった。特に最後の方はひどかった。「何か送られてきて、すぐにやって、すぐに次に回す」みたいな。周囲を見ても、「Do」だけ、みたいなことが多かったように思う。
僕のような「こだわり屋」さんが、どうしてこんなことになってしまったのか。
おそらく、会社員時代に求められていたことや、最近の風潮などにより、僕自身が少しずつ変わってきてしまった。
「すぐにやって、やりっぱなし」
ということが普通になってしまった。これはいけない。
今日、過去のことを思い出しているうち、このような癖がついてしまった出来事や流れがだんだんわかってきた。きっかけとなるような出来事がいくつかあったと思うが、基本的には「ジワジワとそうなってしまった」。自分の「魂」を壊してきてしまった訳だから、自分自身、ずいぶん堪えていると思う。
話は少しそれるが、英語の勉強も、情報に惑わされて、ずいぶん妙なことをやってきたと思う。総じて「速さ」がポイントになるものは、僕には合わないものが多い。「丁寧にやってりゃ、自ずと速くなるのに」というものもあるのに、急いでしまうことが多かった。
あらゆる事柄に対し、もう何年も、自分のやり方とはかけ離れたやり方をしてきた。今後、自分らしさを取り戻していきたいが、悪い癖がついているので、直すのには時間がかかりそうだ。
また、「多くの事柄が、いい加減になって鬱積しているという現実的な問題」については、厄介な状況になっているから、何らかの形で決着をつけていかなければいけない。
コツコツとやっていこうと思う。