うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

愛猫の年忌法要に行ってきました

3年前、愛猫「こころ」が旅立ちました。

 

名古屋に「長楽寺」という、ペットの葬儀・法要をしてくれるお寺があります。3年前、そこで葬儀・火葬を行い、毎年、命日に法要をしてもらいに行っています。

 

今日、その長楽寺へ行ってきました。

 

名古屋・長楽寺の動物観音

お寺の前の道路に面したところに、動物観音様がいらっしゃいます。

 

中に入り、受付を済ませ、スタッフとともに法要の準備。今日は、平日のせいか、「入れ替え時間」に余裕があり、ゆっくり支度ができました。

 

祭壇に、「お骨」、「塔婆」、「写真」、「花」、「ごはん」、「おやつ」、「水」をセットし、スタッフに許可をもらって写真撮影。

 

愛猫の年忌法要の祭壇

 

中央にある「お骨」と、下の段の左右にあるものが、私たちが準備したものです。

 

ちなみに、これだけの準備をするのは、私たちの気持ちなので、ここまでやらなきゃいけないという訳ではないです。

 

さて、準備が整い、和尚さんが来て、法要が始まりました。

 

私の実家近くにあるお寺と基本的には同じ流儀なので、大きな戸惑いはありません。最初に読まれた般若心経は、私も読めるので、一緒に唱和します。

 

お経が2つ読まれました。人間の法要よりはだいぶ短いものになりますが、よい感じで法要を執り行うことができました。和尚さんからも「大事な日ですからね」と、私たちの気持ちに寄り添うようなコメントをいただきました。

 

そうそう、今日のお供えは、ご馳走です。上の写真の右側にある器の中身はこれ。

 

愛猫の年忌法要のお供え

 

プリンは、文明堂の「銀座プリン」というもの。常温保存できるものです。ずっと、グリコの「ちょこっとプッチンプリン」をお供えにしていたのですが、いつも置いてあったお店から姿を消してしいました。代わりのものを探していた妻が、ギフトコーナーでおいしそうなプリンを見つけてきました。

 

こころ はプリンが大好きでした。基本はペットフードのみですが、ご褒美であげることがありました。そして、病状が悪化した末期、ごはんがほとんど食べられなくなってから、少しでもカロリーを与えようと、シリンジで食べさせていたこともありました。

 

写真の左側(いちじくゼリーとプリンの間)にあるラップは、普段、お供えにしているごはん(ペットフード)を包んであるものです。

 

ちなみに、この器、こころ が闘病中に必需品だったものです。「あの時はごはんが食べられなかったけど、もう、いくらでも食べていいんだよ」という気持ちが込められています。

 

法要が終わり、帰宅。

 

花のラップを取り外して記念撮影しました。移動のため、ラップをかけたままにしてあったので。

 

愛猫の法要でお供えした花

 

写真では見えませんが、さきほどのプリンが入っていたのと同じ器(2つある)に入れています。妻が、花屋さんにお願いして、その器に入れて作ってもらったのです。

 

帰宅後、お骨や写真などを戻します。

 

キャットタワーの脇に、小さな祭壇が作ってあって、お骨、写真、花、ごはん、水が供えてあります。もう、それが普通の光景。時々、普通に声をかけています。

 

こころ は今、上の世界にいて、私たちのことを見守ってくれているようです。時々来てくれているような気がします。ベランダの「ももいろハート」が、降りてくる時の「目印」と「ジャンプして入って来る時の足がかり」になっているんじゃないかという気がしています。

 

でも、なんか、年を追うごとに、こころ の「位」が上がるのか、少しずつ「高いところ」へ昇って、遠くなっていってしまっているようで、少し寂しいです。

 

今日、節目の日を迎え、なんというか「次の年」に入った気がします。上で見守ってくれている こころ のためにも、気持ちを新たにして「前に進まなきゃ」と思う次第です。