今日、妻と2人で、私の実家(今はもうない)近くの墓地へ、お墓参りに行ってきました。
お盆が過ぎたので、自宅にまつってあった「塔婆」をお墓に持っていき、墓石の横の「塔婆立て」に立ててくる必要があったのです。
私たちには、お墓参りのついでに楽しみがあります。実家方面には、日ごろ行けない店(良質な物がある)があるので、買いだめ的な買い物をします。ちょっとしたレジャー気分です。
出発後、1箇所だけ渋滞がありましたが、あとは比較的順調。
お墓へ到着したところ、あまりの「草ボーボー状態」に驚きました。
お盆前には、お寺には行けても、お墓には行けなかったので、草が伸びているのは覚悟していたのですが、今回の状態では、「ご先祖様」にも、墓地における「左右の区画の方」にも申し訳なかったです。
いつも草取りするのですが、今日は特別編。かなりの時間がかかりました。
途中、暑くて、「これは危険」ということで、駐車場に戻って、カーエアコン&飲料で休憩。
そして、再び草取り。
完全ではないけれど、今日はこれぐらい。線香に火をつけて、お参り。
「なるべく頻繁に来なきゃ」と毎回のように思います。
それにしても、「先祖代々の墓なのに、来るのは私たちだけ」というのは、どうなのかな? と思ってしまいます。言いたいこともありますが、ご先祖様が見てくださっていると信じたいものです。
お墓参りの後は、少し離れた街へ行き、こちらでしか手に入らない食品などを買って、帰ります。
雲は出ていますが、とても日差しが強い日でした。
ということで、今日は、「お墓へも行けたし、買い物もできたし、良かった良かった」という感じで終わりたいところ、何となく、引っ掛かったものが残ってしまいました。
まず、「大きな交差点の歩道橋が、悲しいほど老朽化していた」こと。結構ショッキングでした。早く整備されることを願います。
また、国道(一般道)の中央分離帯にある街路樹を見て、アレ?と思いました。
これは、街路樹というより、もう「木」ですね。しばらく前にはなかった。
この道路、私が子供の頃から、中央分離帯がすごく広く取ってあって、これは「中央に高架の道路を作る構想があるからだ」と理解しているのですが、このような木が植えられたということは、まだしばらくかかりそうですね。
最後に、どうにも「引っ掛かる」と感じたのは「人々」のこと。
「建物やお店」が変わっていくのは、当然のことですが、「人々の雰囲気」が少し変わってしまっていた気がして、「文化が壊れてしまうんじゃないか」と、なんとなく解せません。
今日は、「車の運転マナー」とか、「公共の場所での礼節」とか、「何か、違うな」という人と、時々遭遇しました。住む人が変わっていくのは自然の流れですが、その土地ごとの「文化や風習」は、守って(受け入れ、残していって)欲しいものです。