うるさい素人

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介護対応で「家族代行サービス」に契約してきた

一旦落ち着いたと思った義父の介護対応には、まだ続きがあって、今日、民間の「家族代行サービス」というものの契約をしてきました。

 

先月、義父に急な病変があって入院したものの無事退院でき、2年間の介護対応に一区切りがつきました(2022/11/25のブログ:「義父の退院 ― 2年間の介護対応の区切り」)。

 

しかしながら、病状が以前とは異なり、先々のことまで現実的に考えていなければならなくなったので、家族の対応は終わった訳ではないのです。今後、いろいろなことが起きてくるので、今後の方針について、関係者でバタバタ議論しているところです。

 

施設側の動きが悪く(責任者の体調不良や、一部職員の不適切な対応により、内部統制がバタついているもよう)、ケアマネや家族を含めた対応がうまく回っていません。常識的に対処すれば何も問題でないようなことが、大きな問題になってしまっています。

 

そのような不安定な状況下で、今後、いろいろなことが起きてくるので、自分たちの生活を守りたい私たちとしては対応能力を超えてしまいます。

 

今日、いつも通院サポートをしてくれている業者さんと打合せをし、「家族代行サービス」というものの契約をしてきました。義父本人の介護ではなく、私たち家族のサポートサービスです。

 

何をやって欲しいかというと、一言で言えば初動対応。施設で何か起きたときの第1連絡先になってもらって、緊急対応してもらうことです。また、私たちは施設とぎくしゃくしているので、私たちの考えを理解した上で交渉ごともしてくれる、ということで、かなり心強いです。

 

ただ、それをお願いしておくこと自体に費用がかかるので(実際に行動してもらったら実費がかかる)、もったいないという見方もあるでしょう。

 

でも私たちにとっては、「いつ連絡があるかもわからない」という不安定な状態がとにかく良くないのです。なので、今日、そのようなサービスがあることを知り、即断して、その場で手続きをしてきました。金額も、持ち合わせてはいないけど即断できるぐらいの額(2年分で)だったので。

 

このようなサービスが一般的になっているかどうかわかりませんが、身内が減っていく時代、今後、普及していくように思います。

 

業者さんは、あくまでビジネスでやっていることですが、困っている人の需要と合致すれば良いことだと思います。ただ、良くない業者さんもいると思うので注意が必要ですね。私たちが見てきた中でも、良いところとそうでないところの差はかなり激しいです。

 

私たちが今回の業者さんと知り合ったのは、別の業者さんからの紹介でした。その業者さんは対応範囲が私たちのニーズとは少し違っていたのですが、打合せ後、わざわざ同業の仲間と連絡を取って話をつけ、私たちに連絡してきてくれたのです。もう、どうにも困っていた時に、救いの手のように知り合うことができた人たちです。

 

ネットで見ているだけでは目的のところには辿り着けないことが多いように思います。調査の手がかりはネットでも良いから、「ここだ」と思ったところに連絡して、相談に行ったところから物事が動き始めた、というのが私たちのパターンのような気がします。