うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

年末の一大イベントとなった「冷蔵庫の入れ替え」が終わった

我が家の冷蔵庫が寿命の予兆を見せてから3週間ほどが過ぎました。搬入経路を確保するための片付けや、配送をめぐる諸調整など、我が家ではけっこうな騒ぎになっていた「冷蔵庫の入れ替え」が、本日、完了しました。思わぬトラブルもあって大変でしたが、なるべく理性的に対応することで、なんとか収めることができました。

 

昨日、搬入経路にある荷物は大方動かしておいたのですが、それでもまだ、いろいろな物があって、今朝、動かすことにしていました。

 

電気屋さんの言い方から、「あまり早くは来ないだろうな」と思っていたのですが、「そろそろ作業を始めないと」と思った矢先、電話がかかってきました。なんと、最短で30分後に来るというのです(30分後~1時間半後)。

 

「これは大変だ!」ということで、猛烈な勢いで準備しました。これこそ「火事場の馬鹿力」というものです。筋肉痛や脱力感などの不調があったのですが、こういう戦闘モードの時は吹っ飛ぶようですね。

 

今まで使っていた冷蔵庫の中身も空にしないといけません。これまでの妻の頑張りで、見た目は「ほぼ空っぽ」になっていたのですが、いざ、「完全に空」にしようとすると、意外とたくさんの物がありました。妻が整理して、私が「家の中で冷える場所」を探してあちこちに分散して仮置きしました。

 

「なんとか間に合った」ぐらいのタイミングで、配送の人が来ました。

 

細かなことはいろいろありましたが、今日来た業者さんは対応も手際も良く、狭い場所だったのに何とか入れ替え完了。ホッとしました。

 

これが、冷蔵庫の入れ替え「前/後」です。

 

これまで使っていた「R-KF40RPAM」(左)と、今回購入した「R-KWC50S」(右)

 

左が、これまで使っていた日立の「R-KF40RPAM」、19年前のものです。
右が、今回購入した、同じく日立の「R-KWC50S」です。

 

感じは似ていますが、今回のは奥行きがものすごくあります。

 

設置が完了したので、使い始めの準備をします。食品を入れる前に、内部の保護テープなどをはがし、一度、拭き取り作業をします(後者は、私たちの気分の問題)。

 

ドア内部にある型番が記されたラベルです。

 

日立「R-KWC50S」の型番ラベル

 

私たちの価値観として、「日本製」であることは大きいです。品質のこともありますが、「払ったお金が日本の中で回っていくこと」が大事だと思っているので。

 

作業中、大変なことに気づきました。


前面パネルに「くぼみ」があるのです。これは一大事。すぐ、妻が、さきほどの配送の人に電話をかけます。

 

前面パネルにあった「くぼみ」

 

「冷蔵庫ごとの交換は非現実的なので、ドアの修理で対応できないだろうか」などという話をしながら、現場をよく確認すると、我が家の「換気用の窓」のレバーの位置ではありませんか。ここに当たってへこんだのです。以前の冷蔵庫より奥行きが大きくなったので、今まで問題にならなかった屋内の突起物に当たってしまった、ということです。

 

このままではドアを全開にするたびに当たってしまうので、応急処置として、ダンボールでカバーを作りました。

 

応急処置で作った保護カバー

 

原因はわかりましたが、「業者さんの作業中に当たったのか、私の作業中に当たったのか」。

 

私には、当てたような記憶は全然なかったのですが、作業量・作業時間から、私の可能性が高いです。

 

妻が、作業中の風景を時々撮影していたので、それを確認してみました。私の作業前の写真を拡大すると、へこみはなさそうです。犯人は私でした。

 

業者さんのミスではないし、保証も効かないので、「気になるなら有償で修理する」ことになります。私たちの価値観として、こういう場合には「高くても直してしまいたい」気持ちがあります。でも今回は、さすがに大事(おおごと)なり過ぎる感じです。

 

もう1点、冷蔵庫全体が「少し手前側に傾いている」感じがします。左右のドアの下端のラインも合っていません。

 

そもそも「傾き」に関しては、私が人よりも敏感なのか、過去にも、ある業者さんと「やりあった」ことがあります。


私の工具箱に水準器があったので、チェックしてみると、確かに手前に少し傾いていました。

 

午後、設置した配送の人が見に来ました。

 

くぼみについては、先方も気にしてくれて、配送センターや販売店と連絡。なるべく私たちに良い形になるよう掛け合ってくれているようでした。結局、販売店の担当者(なじみの店員さん)と私が電話で相談することになりました。

 

傾きについては、手前の調整脚で少し調整してくれました。十分ではないものの、だいぶ良くなったので、それで良いことにしました。

 

今日、頑張ってくれた業者さんの対応は完了です。

 

さて、冷蔵庫付近の片付けをしたり、取扱説明書を見たりして、気になることがありました。手前の「調整脚」の下に敷く「クッション」が付属されていたのです。

 

付属されていたクッション

 

取扱説明書を見ると、施工時にこれを敷くことになっています。「必要に応じ」というニュアンスはありません。「メーカーとしては本来ではない状態になっている」ことが少し気になりました。

 

そうこうしているうち、販売店の担当者から電話がありました。

 

「くぼみ」については、何が起きたのか、私から事情を説明。もし「気になるから直す」という場合の段取りについて教えてもらいました。メーカーの人に来てもらったりするのが大変なので、私も妻も、この件は「このままで良い」ということにしました。別途、マグネットなどを貼ろうと思います。

 

傾きの問題については、取扱説明書を確認してから再度連絡してくれるとのこと。

 

再び電話がありました。

 

取扱説明書上は、たしかに「これを使うことになっている」ようです。私と同じ解釈です。ただ、お店の展示品においては、頻繁に移動することから使っていないそうです。


彼は、お店の展示品で確認しながら検討してくれました。「どうしても使わなければならない」ものではなさそうです。ただ、「本来、施工で使用すべき部材を使って、水平を出す」ところまでは配送の人の責任ではないか、という議論もありました。これにこだわったのは、私より、むしろ店員さんでした。「もう一回、伺わせて、直させましょうか」と言ってくださったのですが、正直、「煩わしい」と思ったので、遠慮することにしました。


安全な作業なので、「私自身がやった方が良いだろう」というニュアンスになっていきました。

 

ということで、いろいろなことがありましたが、とりあえず終わりました。傾き調整は別途やります。


もし、私が若かりし頃だったら、感情的な発言になってしまうような場面もあったのですが、今回は穏やかに対応できて良かったです。

 

冷蔵庫の買い替えを検討している方がいらっしゃいましたら、もし、少しでも参考になることがあれば幸いです。