うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

保守的な考えの人ですら日本人を批判し始めた気がして心配

日本国内にありながら、なぜか日本や日本人を批判するような反日的な論調があったりします。かなり裏がありそうですね。

 

それはさておき、私は逆で、日本人であることに対して強い誇りを持っています。


ただ、昨今、あまりにも日本人の特徴が悪い方に出てしまっていて、私も批判的になりがちだし、ネット上などでも批判的な意見が増えたように思います。


日本人が日本人を批判するなんて、基本的に良くないはずですね。愛情をもって是正するために厳しいことを言うのなら良いのですが、本気で「自分たちのこと卑下する」なんていうのは、どう考えたっておかしなことです。

 

ところが最近、日本を尊重しているはずの保守的な考え方の人ですら、日本人を批判することが増えてきているようで、とても気になっています。

 

あまりにも世の現実に目を向けない人がいるので、しびれを切らしてしまっているのではないでしょうか。それなら私もわかるのですが、もし、日本人の特徴を丸ごと批判してしまっているとしたら、それは違うと思うんですよね。

 

思うに、「古来からの日本人の気質」と「戦後、植え付けられた思想」がごっちゃになっていると思うのです。

 

昨今、問題視されているのは後者だと思います。

 

私は歴史のことについて勉強不足で、下手なことは言えないのですが、古来の日本人は、思われているよりも「自分」があったんじゃないかという気がします。「和」の精神は基本にあったけど、内面の「自分」はそれなりにあって、その兼ね合いを絶妙に調和させてきたんじゃないかという気がするのです。

 

戦後、日本人の気質を見抜かれ、極度に日本人が自分の意見を持たないようにされてきたんだと思います。自分で考えたり意見を主張したりせず、流された方が幸せに生きられる。すると、管理したい側としては、都合の良いように制御できてしまうんですよ。それが、今の状態なんだと思います。

 

だから、戦後に植え付けられたものは解消しないといけないものの、古来からの日本人の気質は大事にしないといけないと思うのです。もっとも、過去に戻れば良い訳ではなくて、進化した現代社会にどうやって活かしていくかという最適化をしていかないといけないのでしょうけど。

 

なんでも、イチかゼロかで考えてはいけないと思いますね。