うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

愛知県の三河地方に生まれ育って

最近、他の方のブログを読ませていただくことが増えたのですが、自分と共通項があると嬉しくなりますよね。

中でも、「地域の話題」については、結構、興味を惹かれます。

ということで、私も地域の話題も出してみようと思い、私の生まれ育った地方のことについて、少しだけ紹介しますね。

 

私は、生まれも育ちも愛知県。三河地方です。


愛知県というと名古屋を思い浮かべる方が多いと思いますが、愛知には尾張(おわり)三河(みかわ)があって、名古屋は尾張に属します。尾張と三河では、かなり違いがあります。方言も違うし、食べ物も少し違う。


三河といっても、さらに東三河西三河に分かれていて、私は両方に縁があるのですが、育ったのは東三河です。
知る人ぞ知る「じゃん、だら、りん」の世界です。

 

尾張と三河の違いはかなり大きいものの、東三河と西三河については、あまり意識・区別されていないように思います。しかし、両方にゆかりがある私としては、結構違いがあると思っています。

また、尾張地域(名古屋郊外)にも、2年ほど住んだことがあり、その時は名古屋弁をしゃべっていました。

愛知県の文化は完全制覇!って感じですかね(笑)。

 

ちなみに、大学時代は埼玉に住んでいたので、関東圏の言葉や食べ物についても、ある程度、わかります。

 

その他の地域については、海外も含め、短期滞在のみだったので、さほど詳しくないです。「この土地はこんな感じ!」という自分なりの強い印象はあるんですが、「一部の体験だけで全部がそう」だと思っている可能性があります。

 

さて、これらの経験の中で、私が育った東三河というのは、最も「のんびり」したところだと思います。全国的に「のんびり」した地域は多々あると思いますが、この地域は、なんとも独特な「のほほん」としたゆったりした感じがあるんです。

 

そんな中で、私のような個性の強い人間が育ったのが不思議だなと思ったので、ちょっと考えてみました。

 

のんびりとした地方の町。何となく、「ムラ社会で、和の精神で、皆、やることが同じ」みたいな印象を持たれがちだと思うんですが、全然、そうではなかった気がしますね。逆に、結構「尖った人」が多かったように思います。

おそらく、「勝手にやっていること」が許される風土があったように思うんです。

 

ところが、進学・就職と年を追うごとに、だんだん「同じような人が集められていく」ような社会構造にのまれていって、私のような者は「はみ出し者」になりがちだったんじゃないかと思います。

 

「普通に考えて当然だと思うこと」を言っいるだけなのに「変人扱い」されたりして、組織の中では苦労したけれど、それはそれで必要なことでした。なんとか長年の我慢を乗り越えることができました。

 

これからは「自分らしく生きていこう」と決心しているのですが、では、「本当の自分って、どういうふうだったのかな?」って思う時、若かりし頃のことを思い出すんですよね。良い意味で、回帰は必要だと思っています。