うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

よき医師との会話から学ぶ

今日、義父の介護のことで、妻と病院へ行き、義父の主治医と会って話し合いをしてきました。


今までよく効いていた薬が効かなくなってしまったので、「薬を変える」か「別の方向性を検討する」か、という相談。

 

父は、脳に障害が残り、家族の言うことを聞かなくなってしまっています。幸い、家族以外のヨソ様に対しては従順なので、私たちは会わないようにして、医師、ヘルパー、施設の信用が置ける人に、考え方を伝えて任せています。

 

「薬が効かなくなったので別のことを考える」という話は、父はすでに先生から聞いていて、基本方針は自分で決めているみたいなんですけど、実際的なことや、難しいことについては、私たちに振ってきてしまうんですよね。まあ仕方がないことです。

 

本日、先生とは、良い話し合いができました。最終判断については、父次第です。

 

本人の診察には、私たちは同席しないので、事前に先生と考え方のすりあわせをしておく必要があります。今日、私から、「本人の性格や家族の考え方」などを伝え、「こうなったらこうする」みたいな方針について共有することができました。先生は、私の話をよく聞いて、よく理解してくださいました。とても良い先生です。

 

さて、今日は良い話ができた訳ですが、私は、自分のことになると、基本的にお医者さんとの相性が良くないんですよね。

おそらく、私の「言うこと」が「可愛くない」のではないかと思います。

こんなブログをやっているぐらいだから、生意気な「うるさい奴」と思われてしまうのでしょうか。

 

一応、私は、お医者さんと話す時は、かなり気を遣っているつもりなんです。

予備知識があっても言わず、「全然知らないから教えてください」というスタンスをとったりします。

 

しかし、知らないフリをしている割には、質問することが、ちょっと突っ込みすぎなことがあるのかも知れません。


時には、先生に主張することもあります。

先生が誤解していたり、既往症など重要なことを失念していたりして、どうしても、それを言わないと、治療を誤ってしまう恐れがあるということが、たまに起こるんですよね。

そういった場合には、言うべきことを言わざるを得ません。私なりに言葉を選んで、礼儀をわきまえた上で、考えを述べる訳ですが、そうなるともうダメ。プライドの高い先生だと、ワーッと「攻撃」されてしまうことがあります。「どうして、こんなに言われなきゃならないんだ」という酷い出来事が、過去に何度かあります。

 

一方、今日会った義父の主治医は、本当によく聞いてくれる先生。私は、それなりに言いたいことを言ったんですけどね。人徳の違いですよね。


私は、今後の人生、人と接することが多くなるはずだから、今日のような場面でも、社会勉強です。