今日、妻と、愛知県豊田市内のあるお店へ行ってきました。
最適なルートがわからなくなり、あちこち回り道をしながら走行したところ、トヨタ自動車のいくつかの工場の近くを通りました。
豊田市内や付近には、いくつもの工場があって、それぞれ巨大です。
「世界的な企業がこんなに身近なところにあるなんて」と改めて思いました。
また、「日本のためにトヨタという会社は是が非でも守らないといけない」とも思いました。
(私にできることなんて、ないに等しいのですが、せめて、このようにブログに書いています。)
このところ、多くの日本企業が、日本企業らしくなくなってしまっている気がします。
トヨタは、創業家の名前が、社名にも市や町の名前にもなっているぐらいのガチガチの会社なので、そうおかしなことにはならないとは信じていますけど、揺れ動く世界に中にあって、少し心配です。
トヨタには、「日本企業としての何か」を守り抜いて欲しいです。
私はトヨタの直接の関係者ではないけれど、大きく見れば、この産業を下で支えていたうちの1人だったことになるので、世間平均よりは業界のことを知っています。
どの会社にも問題を抱えているように、トヨタにもいろいろ問題はあるとは思います。儲けているというイメージからでしょうか、世間にはアンチな人がいることはわかるけれど、世間で思われているであろうイメージよりは、ずっと素朴で真面目に堅いことをやっているところだと思います。
かつて、日本企業は世界的にもすごかった。でも、今はかなり厳しい状況。世界的に活躍できる日本らしい会社となると、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、トヨタは、最後の砦とも言える位置づけ。頑張り続けてもらわないと日本人として困ります。
世の中、何かあると「寄ってたかって叩く」ような風潮ができてしまって、その結果、自分たちの土台が沈んでいってしまっているようで恐いです。
もし、トヨタや関連企業に何か問題があったら、「叩いて潰す」のではなく、どうか「叩いて直してあげて」欲しいです。