電気料金のお知らせが来ていたので確認した。めちゃくちゃ高い。
「燃料費調整額」と「再エネ発電促進賦課金」という、よくわからないものがいけない。
前者はかなり前からあるものみたいで、わからないではないけど、このようなものが必要で、額が大きい状態が続くということは、本質的におかしい気がする。後者は、なぜこんなことをしなければいけないのか、まったくわからない。百歩譲って、このような費用を顧客が負担せざるを得ないということであっても、課金のされ方が、どうにもおかしいと思う。
電気事業に関して、いろいろ問題があることが、一部では指摘されるようになってきているようだ。僕もすごくおかしいと思っている。
発電のことにおいて、そもそも、比較できないようなものを比較しているようなところがあって、訳のわからない話がまかり通ってきてしまった。最近、ようやく「おかしい」という声が上がってきているので、世論が冷静になって、変な熱も冷めてもらいたいものだ。
僕は、電力供給のありかたについて、「そもそもおかしくなってしまっているので、枠組みから見直さないといけないもの」だと思っている。「今の仕組みになっている前提が適切ではないんじゃないか?」ということ。
そういう目で、ちょっとネットで調べてみたところ、僕が知りたかったような情報が全然出てこない。現在の枠組みありき・・・現状を肯定していて、その解説記事がズラリ。
一見、疑問を呈しているように見える記事も、読んでいくと、途中から話が変わって、事業者の宣伝になってしまったりする。
そもそも、検索結果に上がって来るのは、電気事業者による記事がほどんと。これはいくらなんでも不自然ではないか。
検索エンジンとしては、論拠のないデマ拡散防止のために、上位にあがる情報を調整しているんだろうけど、このままでは、世間の認識(世論)が1つの方向に集約されていってしまう。
今回、調べたかったことについては、結局、ネット検索はあきらめ、YouTubeで、このような問題に詳しいと思う識者(複数)の名前を検索して、何本か動画を見て、だいたい状況を推測できた。
さすがに、世の中、このままではまずいと思った。新聞やテレビだけでなく、ネットの検索エンジンも怪しくなってきてしまった。検索エンジンやSNSだけで情報を得ていると、おそらく偏ってしまう。情報を得る方法自体を見直さないといけない時代になってきていると思う。