現在、家の中の片付けをやっていて、出てきた古い物の整理・処分を進めています。
かつて（2004年～2008年頃）、「Windows Server World」という雑誌を購読していました。そのうちの一部が出てきたので、今日、内容をザッと確認して、処分のために縛りました。
「Windows Server World」は、2009年12月号をもって休刊となっています。
この雑誌は、システム管理者向けの雑誌といえます。私は、サーバー管理とかしていた訳ではなく、普通のWindows（クライアント）の設定の参考のために、このような雑誌を読んでいました。
当時、セキュリティの設定について関心が高かったのですが、ネットや一般の雑誌で出回っていた情報は、「かなり怪しいもの」が少なくなかったです。そういうガセネタを信じて、今思うとあまり意味のない設定をしていた時期もありました。
そこで、「なるべく正しい情報を」と思っているうち、この雑誌が参考になることがわかったのです。いわばプロ向けの情報ですから、一般のパソコンユーザーには難しすぎる内容も多かったのですが、すごく役立ったこともあります。
今回、出てきたのは2007年～2008年のものです。この雑誌をよく読んでいたのは2004年前後だったはずなので、今回のものは「ほとんど買っていただけ」の時期だったと思います。雑誌の状態や内容の記憶から、パラパラとめくった程度だったようです。
処分にあたり、改めてこの雑誌の内容を見て、「今の私には向いていない」と思いました。「商業ベースで次から次へと新しい技術が出てきて、それを追いかけ続けなければいけない分野」だからです。私の場合は、もっと「普遍的なもの」というか、「10年経っても20年経っても、追求する本質は同じもの」みいたいなものに価値を感じているようです。それと、私は「身体を動かして体現する」ことが向いているようなので、「頭の中で高速で計算する」ような世界は苦手です。
とはいえ、IT関係のスキルは、道具としてそこそこ必要なので、ある程度現状を知っておかなきゃ、とは思います。
難しいのは、IT関係のことに意識が行ってる時は、なぜか英語の勉強や発音の練習のことは考えたくない（面倒な気分になってしまう）ようなのです。私にとっては両立しにくい分野のようなので、うまく時間配分できるようになりたいです。
今日、この雑誌をめくりながら、「私の人生において、もう、このような内容については、理解することも覚えることも必要ない」というテーマがけっこうありました。今回の片付け作業は、「そのような知識は自分の中から送り出そう」という意識が働いていた気がします。
