うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

英語教材の無料音声ダウンロードについて思うこと

今日、「英熟語図鑑」(かんき出版)というテキストの音声ダウンロードをしました。ずっと気になっていたんですが、「大した手間でもないのに、ちょっと面倒」で延び延びになっていたのです。

 

私は、この「英熟語図鑑」の例文を毎日音読しています。基本的な単語による簡潔な例文ばかりなので、一般的には、音読するような対象にはなっていないかも知れません。でも、簡単な単語からなる例文って、意外と発音が難しいので、私にとっては結構「やりがい」があります。これまで、お手本はなかった訳ですが、電子辞書で単語の発音を確認しながら、何度も録音しながら練習してきました。

 

さて、音声ダウンロードの話に戻ります。この種の教材の音声は、今や、スマホのアプリで聞くのが一般的かも知れませんが、私は、パソコンでダウンロードしてウォークマンに転送して聴くようにしています。

 

この種のダウンロードって、会員登録が必要になることが多いですよね。今回の「英熟語図鑑」の場合、「オーディオブック」(audiobook.jp)に会員登録して、本に書いてある番号を入れてダウンロードすることになっています。

 

私は、このような「会員登録」とか「アカウント作成」というのが、なんとも好きじゃないんです。パスワードを考えて、名前やメールアドレスなどを入れて、その後、メルマガが来たりする。なんとも煩わしい話ではありませんか。

 

私は、性分から、「どのサービスにどのような個人情報を入力したのか」を管理しておきたいので、「会員登録」や「アカウント作成」をする場合は、画面をキャプチャして保存しています。入力した内容もリスト化しています。メールアドレスは、「その種のもの」専用のアドレスを使います。利用規約についても、ザッと目を通した上、テキストでダウンロードして保存しています。

 

まあ、「変わった人」と言われるかも知れませんが、個人情報を出す以上、私としては、それぐらい管理して当たり前だと思っちゃっているんですよね。そういう人間だから、「音声は、購入した書籍の構成要素の一部なんだから、それを入手するのに、なんで個人情報を出さなきゃいけないのか」という気持ちになってしまいます。古い人間ですから、以前のような付属CDの方が、あと腐れなくて好きですね。

 

そういうこともあって、気が進まず、先送りになってしまっていました。

 

今日、ようやく、これをやる気分になり、ダウンロードしました。

 

「オーディオブック」(audiobook.jp)の無料会員登録は、「名前」、「メールアドレス」、「パスワード」の3点を登録するだけで、簡単に完了しました。

 

ダウンロードもウォークマンへの転送も簡単。それよりも、私なりの管理として、情報を整理して保存したりする方が面倒でした。

 

さて、ようやくダウンロードできた音声を聞いてみたんですが、私のイメージにある「これぞアメリカ英語」という感じとは少し違う印象がありました。もちろん、ネイティブのナレーターさんなので、完全にネイティブ発音、文句のつけようはありません。でも、私としては、「これをお手本として完コピするのは、ちょっと違うかな」という感じです。

 

英語の発音は、人によってすごく幅があるので、自分の好みと違っても仕方がありません。それよりも、音声を圧縮しすぎなのか、音質が良くなかったです。これについては、提供側が悪いとも言えず、「この種のものは、今やこれぐらいが普通なのかな」という感じです(音質が非常に良い教材もありますので、一概には言えませんが)。

 

いろいろな意味で、質に関して、残念な世の中になってしまった気がします。

 

とにかく、「やっぱり別売でも良いからCDがいいな」って思った今回のダウンロードでした。