うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

1つのことに没頭できた頃が懐かしい

今日は、「今日の本題はこれ」と思っていたことに手を付ける前に夕方になってしまいました。

 

珍しいことではなくて、よくあることです。「本題に入る前に、これだけはやってしまおう」と思って、「あまり楽しくないこと」をやっているうち、「頭であれこれ気になること」が出てきて、「あれこれ調べたり手を付けたり」して、「やることが発散していく」っていう感じです。

 

「インターネットやスマホが原因か」というと、まあ当然それはある訳ですけど、そういう「誘惑物って真因ではない」ように思います。

 

なぜなら、ずっとずっと昔、例えば高校生の頃、当然インターネットもスマホもなく、テレビは一家に1台しかなかった時代だけど、同じようなことがあったからです。勉強するのが嫌だったから、ついつい、身の回りにある全然関係ないものをいじり始めてしまうようなことは普通にありました。誘惑物が時代によって変わるだけで、やっていることは一緒だと思います。

 

でも、若い頃って、「いざ何かをやろうとした時」の集中力がすごかったんですよね。周りの音が聞こえないぐらい、喉が渇いたりお腹がすいたりすることも感じないぐらい、何時間もぶっ通しでやっていた。いわば「のめり込み度」が今とは全然違うのです。

 

私は、「もう一度、その感覚になりたい」と思って、当時と今とでは何が違うのか、あれこれ思い出しています。もしかしたら、「歳を取ったからもう無理」ということかも知れないんですけど、たぶん、それだけではないと思っています。社会的な立場により、「のめり込む」ことに対して、何か「抑制」がかかってしまう癖がついてしまっているんじゃないかという気がしています。

 

私なりの処方箋として、「心の中で、青春時代に何かに没頭していた頃の気持ちを蘇らせる習慣をつけてみたらどうか」なんて思ったりしました。昔のことを思い出すの、ちょっと楽しいです。悪いことを思い出さないようにしないといけないですけどね。