うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

いまだに見る会社の夢でハッとした話

退職してずいぶんになるのですが、いまだに会社の夢を見ます。

 

別に珍しいことではなかったのですが、今朝のはちょっと刺激的で、ハッとしました。自分の心理の中に、「何か、引っ掛かっているものがある」ということを強く意識したので、そんな話をちょっと書いてみます。

 

会社と言っても、実際に通っていたところではなく、実在しないところです。毎回、ご丁寧にも「初めての場面」が出てきます。脳って不思議ですね。

 

だいたいパターンは同じで、見知らぬ建物の中をウロウロして、初めての職場に入り、作業したり、人に何かを教えたりするのです。

 

毎回内容は異なるものの、「きっと、社会性のあるものを求めているんだろうな」ということで、納得していました。

 

ところが今日のは、少し違いました。

 

なんと、退職する「最終出社日」という設定でした。席を外して建物内をウロウロしていて、夕方近く、「さすがに戻らなきゃ」と思って、職場に戻ったのです。

 

まだ、机の引き出しには書類などが残っています。「誰にも引き継ぐ先がないから、これらはもう全部捨てていいんだ」と思って、引き出しから、ガサーッと根こそぎ中身を取り出して、机の上にドンと置いた・・・というところで目が覚めました。

 

実際、私は、引継ぎや片付けには相当苦労しました。担当業務が「誰もやりたくないような仕事の集合体」だったから、ほとんどの人が非協力的だったんですね。

 

なるべく定型的な仕事に整えて、嫌な仕事だから何人かに分散させて、厄介なテーマは廃止にするなど、かなり大変な想いをしたんです。その苦労は誰も知りません。しかし、時間切れで、中途半端な状態で終わってしまった感じでした。

 

そこでハッとしました。こんな夢を見たということは、「私の中の何か」が、「その段階で止まってしまっている」のでは?と気づいたのです。

 

会社員時代のことは、もはや「どうでも良い」話なのですが、何かを引きずっているような感じです。その正体はわかりませんが、「何か切り替わっていないものがある」ということは確かのようです。

 

今の生活で、身の回りの「片付け」をしようにも、どうにも心理的なストップがかかってしまって苦しんでいる面があります。もしかしたら、今日見た夢のところで止まっているというか、極端な話、心理的に会社員を卒業していないのかも知れません。

 

おそらく「ドンと捨てれば済む」という問題ではなさそうです。大変だけど、1つずつ、過去とのけじめをつけていくしかないと思っています。