5月に他界した義父の初盆（新盆）が終わりました。これで、私たちにとっては大きな区切りとなりました。これからは、自分たちの生活を立て直して、次の時代に向かって頑張る時期となりました。
お寺での初盆の行事は、8月13日と8月15日の2回に渡ってありました。私たちとしては、渋滞を考慮して、泊まりがけのイベント。かなり前から宿を予約してありました。
ところが、「降って湧いたような不思議な台風」が来てしまい、予定変更＆臨機応変行動の多い日程となりました。
8月15日の夕方、お寺で、送り火のイベントがあるはずでした。今年は、過去1年に亡くなった人が多く、それなりに大規模。住職も気合いが入っていたようです。私たちとしても、準備が大変でした。
ところが、変な台風の到来で、「どうなることか？」とヤキモキする日々でした。お寺側も予定変更を決められない様子。ようやく直前になって「屋内で簡略的なやり方にする」ことが決定。私たちとしては、ホッとしたような、残念だったような、不思議な感覚で、8月15日の法要を終えました。
今回、台風の影響が尾を引く懸念があったため、5泊6日にして、ゆっくりしました。今まで気苦労が多かったから、「少しゆっくりしなさい」ということかな？と思って、骨休みさせてもらうことにしました。
しかし、心配だったのが食事。もし、「一歩も外に出られない」事態となったら大変です。インスタントものを買い込んだりしましたが、結果的に、すべての日程で美味しいものが食べられました。
今回の宿泊で特に良かったのが、お風呂。私は、本来、大浴場とかはあまり好きではないのですが、今回は、「大浴場を1人で独占」なんてこともあり、何とも気持ち良かったです。
ということで、義父に関する一連の対応は、ほぼ終結。少し残務がありますが、急がないことなのでおいおい。これからは自分たちの番です。
しかし現実としては、普段の生活に戻ったら戻ったで、いろいろなことがあります。思ったようには進みません。でも、やっぱり、以前とは違う感覚があります。
物事を進める際、何かと小さなトラブルが起きて、滞ったり止まってしまったりすることがあるものですが、最近は、何となく、以前よりはトラブルが少なく、物事が進むようになっている気がします。
ごく微妙な違いなんですが、そういうことを感じ取れるようになった気がします。何か、「守っていただいている」ような気もします。その流れに乗って、無理せず頑張って行きたいなと思っています。
