5月に義父が亡くなり、初盆（新盆）や大方の手続きを終え、普通なら、もう落ち着いて静かに暮らしている時期だと思います。ところが、そうはいかず、とんでもないことになっています。
たしかに、妻と私は、想像を絶する出来事の連続だった介護を終え、徐々に日常を取り戻してきていました。私は、ようやく、起業に向けての準備に本腰を入れられるようになっていました。
でも実は、一部の親族（ほぼ特定の個人なんですけどね）との関係が悪く、というか、向こうが時々「攻撃」を仕掛けてきて、まったく平和といえる状況ではありませんでした。私たちは、その挑発に乗らないよう、なんとかかわしてきました。基本的には「無視」です。
ところが、このたび、先方は代理人（弁護士）を使って、一方的な要求を突きつけてきました。これまでの介護では何もやらなかったのに、まるで私たちが悪いことをしたかのような言い草です。本来、一番動かなければいけなかった人が何を言っているのか、と言ってやりたい。しかし、向こうは、きっと、自分のことを棚に上げて、私たちのことを「とんでもない人間」だと言いふらしていることでしょう。おそらく、周囲はそれを信じていることでしょう。とても悔しいことです。
以前、先方の行動が「度を超えた」と思った時、こちら側から、それなりの行動に出ようかと思ったことがあります。しかし、「まあまあ」と抑えていたところ、向こうの方から、とんでもない行動に出てきた、という訳です。こうなると、こちらも、それなりの対応をしなければなりません。
ただ、変に戦闘モードに入ったのでは、心が汚れてしまいそうです。自分たちに返ってきてしまいそうです。ここは、第三者を入れて、冷静に、諸問題や関係性を整理していこうと思っています。
お金もエネルギーもかかりますが、私たちは、残りの人生を自分たちのために生きたいのです。これで、うまく適切な落としどころに落ちれば、晴れて、自分たちを、自分たちの生活の主人公にすることができます。お金は、これからでも頑張って稼げばいい。
そんな訳で、またしばらく厳戒態勢です。通常の日常を放り出す日（日課でやっていることができない日）が出てくるだろうから、そのための工夫などもしています。
少し大変な日々になるかも知れないですが、介護の時のような「緊急呼び出し」はないだろうから、時間はそこそこ取れるはず。めげずに起業準備は進めます。精神的に、意識が悪い方へ行ってしまって、集中できない日が多くなるかも知れないですけど。
実は、今回の騒ぎが起きた時、「そこまで心が汚い人がこの世にいるものか」というテーマのブログを書こうと思いました。身内だけでなく、生活圏の中にも、かつて行っていた会社にも、世の中を動かしている者たちにも・・・本当に考えられない人がいるものです。「身近な事柄」と「世界的な大問題」。まるで次元の異なる話だけど、それらには共通項があるような気がして、それをまとめてみたかったのです。しかし、気が滅入るような話で、書く気力がなかったので、残念ながら断念しました。
世の中には必ず悪い人がいるものです。でも汚い心で応戦したくはない。とはいえ、じっとしていたらやられてしまう。ならば、どうやって対処したら良いものか・・・難しくて・・・まだまだ修行ですね。
