うるさい素人

質を重んじ物事の本質を見抜く! 脱サラして英語発音講師を目指すオヤジのブログ

地震や事故の報道・情報から、今年はしっかりしなければと思う

正月から大きな地震や空港での事故が起こるなど、2024年は、大変な幕開けとなってしまいました。

 

世間には、「最初に悪いことがあったので後は上がるだけ」という考え方と、「日本は大丈夫か?」という考え方があるようですが、私は大きく言うと後者。

 

ただし、「不吉な予感がする」とか、そういうことではなくて、「自分自身がしっかりしないと」ということ。今後、多方面で厳しい状況になることは避けられないでしょう。ただ、「情報に流されずに自分なりに判断すること」が、ますます重要になってきたな、と思います。

 

1月1日の地震当日、私はパソコンを開いて作業していて、「ん?何か揺れた?」と思って、地震速報を見ようとしました。

 

速報を見るより先に、Yahoo! に「リアルタイム震度(強震モニタ)」というものがあるのを見つけ、開いてみました。

 

大きな地震が起きたことはすぐにわかりました。

 

P波が来ていたのですね。つまり、これで終わりではありません。赤い丸(S波の領域)が広がっていて、日本地図の色が、震源を中心に、みるみるオレンジ色や赤色に変わっていくところでした。

 

「これって、これから揺れるってこと?」と思い、信じられませんでしたが、妻に「これから揺れが来る」ことを伝えました。ただ、震源からの距離からして(250km以上ある)、極度に怖がったり特別な行動を起こす必要はないと思ったので、落ち着くようにも伝えました。

 

そして、赤い円がこの地域に差し掛かった際、本当に揺れが来ました。住んでいる建物が揺れやすいのか、思ったより大きく揺れ、しかも長く続きました。でも、揺れの強さがそれ以上強くなることはないと思ったので、一種の安心感はありました。

 

その後しばらくは、リアルタイム震度を見ていたので、大きめの余震の際は、揺れが来る前にわかったので助かりました。

 

今回の地震、結構揺れましたが、おかげさまで我が家は無事でした。家の中には、相変わらずダンボールが積み上げてあるところがあるのですが、小箱が1つ落ちただけ。

 

問題は地震発生後の情報。気になるので、テレビでもネットでも情報をチェックしていたのですが、「報道の仕方がおかしいんじゃないか」と思いました。

 

地震のタイプや規模、そこから想定される影響・・・私は素人ですが、それでも素人の私なりに、頭に浮かんだ想定がありました。しかし、それとはまるで異なるニュアンスで報じられていて、すごく違和感を覚えたのです。

 

その後のネット情報にも問題を感じました。こういう時には、おかしな情報が流れることはありがちなことだとは思いますが、それを加味しても、なんとなく引っかかりを感じました。

 

そして、翌日の羽田空港での事故。目を疑うような出来事でしたが、JAL機の乗客・乗員の方が全員無事で、本当によかったです。一方、海保機の方々については、機長さんや乗組員のご家族の方を含め、本当にお気の毒だったと、胸が苦しくなります。

 

問題はその後。発表も報道も、「何か、まったくおかしいんじゃないか?」という気がしました。「何かが悪い」みたいに、1つの方向に話がまとまっていくようで、問題の核心とは違うところに話題を持っていかれているようで、なんとも言えない違和感がありました。

 

幸い、ネットでは、一部の方が問題点を指摘されたのが効いたのか、論調が、なんとなく揺ら揺らと変わっていった印象があります。

 

このたび、立て続けに大きな出来事があり、いろいろな意見が出るのは自然なことだと思いますし、まあ、自由だとは思います。しかし、何となく、「注目を集める系」が多いような印象はあります。

 

脚色した情報ではなく、素朴に、率直に、「私はこう思った」と言うことは自由だと思うのですが、正直、ネットでそれを言うのは怖い気がしますね。私も、この記事を書きながら、「本当に思ったこと」は言っていませんし。

 

今回学んだこととして、「ナマ情報を(一部でも)知っていると、報道やネット情報の信憑性を判断しやすい」こと、「大きな力が働いていたとしても、言論は(わずかでも)効果がありそうだ」ということです。

 

今年は、日本にとっても、私自身にとっても、大きな変わり目の年。「何もせずに流されて巻き込まれたら負け」なので、何とか頑張って進んでいきたいと思います。