うるさい素人

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我が家の「ももいろハート」(その4)

2020年5月に我が家の一員となった「ももいろハート」(「サフィニアアート」シリーズ)の続編です。

(最初の記事:「我が家の「ももいろハート」(その1)」)

 

元気に、たくさんの花を咲かせていてくれた子ですが、とんでもない試練が待ち受けていました。害虫の被害に遭ってしまったのです。

 

※2枚目の写真のあとで、被害に遭った画像が出てきます。

 

2021年11月上旬撮影

 

この写真は、前回の記事、「我が家の「ももいろハート」(その3)」に掲載した最後の写真から1週間後のものです。

 

うちにきてから1年半。花が途切れたことはなかったのですが、この時は、咲いている花が、左上の1個しかなくなってしまいました。途切れそうでヒヤヒヤしたのですが、右上につぼみがついています。これが咲いてくれれば、途切れずに済みます。

私は、記録の中で、これを(命の)「バトンタッチ」と記していました。

 

この翌日。

 

2021年11月上旬撮影

 

右上の花が開きました。バトンタッチ成功です。

 

でも、あまり元気がありません。次のつぼみがなかなか育ってきません。

鉢の手前部分、葉がなく、土が見えてきてしまっています。

 

3日後。大変な異変に気がつきました。

 

枯れた茎の手入れをしようとしたところ、白い糸のようなものがついているのを発見。

 

2021年11月中旬撮影

 

触るとネバネバします。「これは大変!」と、傷んだ枝をなるべくたくさん取り除きました。

 

白いネバネバのことを調査。

「白絹病」か「カイガラムシ(コナカイラガムシ)」か。白絹病だと治しようがなく深刻。


コナカイガラムシだとすると、虫そのものが目視で見えるはず。

 

鉢をよく確認。

 

2021年11月中旬撮影

 

同日の写真です。

上部の中央(やや左寄り)に、白い、モジャモジャした塊のようなものがあります。

 

アップで撮影します。

 

うわぁ。

 

2021年11月中旬撮影

 

白くて丸い物体、「ゲジゲジ」の脚がついています。虫みたいです。

じっと見ていると、少し動いているのが確認できました。コナカイガラムシに間違いありません。何てこった。

 

そういえば、少し前に、ある葉っぱ(1枚)に、「小さな茶色い粒」がギッシリと付着していたことがあります。昆虫(カメムシか何か)の卵が産み付けられたようで、セロハンテープで取り除きました(写真なし)。

その時に来た虫によって、カイガラムシが運ばれてきた可能性があります。

 

さて、これはどうしたら良いものか。対応する殺虫剤があるらしい。

早速、ホームセンターへ走り、カイガラムシ用の殺虫剤(スプレー)を買ってきました。

 

さあ、カイガラムシとの戦いの日々が始まりです。

 

スプレーをかけると、「粉」のようになっているカイガラムシが、濡れて茶色くなります。一応、これで大丈夫らしい。

 

ところが、難を逃れたカイガラムシが、違う場所へ逃げていくようです。

 

また、カイガラムシの分泌物の影響だと思いますが、枝が腐っていってしまいます。

 

発見から6日後の写真です。

 

2021年11月下旬撮影

 

「向こうの赤丸」の中にいる数匹のカイガラムシは、殺虫剤が効いて、たぶん死骸。

しかし、「手前の赤丸」の中にいるような白いカイガラムシが、次々と、どこからともなく現れるのです。

 

こんな中、花は、1つだけ残っていました。バトンタッチを受け継いだ花。

鉢が大変なことになりながらも、なんとか頑張っていました。

 

翌日(発見から1週間後)です。

 

2022年11月下旬撮影

 

ついに、しおれてしまいました。

 

でも、終わりではありません。

どうなろうが、まずは手入れです。傷んだり汚れたりしてしまったものを取り除く作業をしていきます。

 

まだカイガラムシはどこかに潜んでいる可能性はありますが、もう殺虫剤は使わず、1つ1つ、手作業で処理します。

水をかけて、指先でこすり荒いしたり、歯ブラシでブラッシングしてそぎ落としたり、いろいろ試しながら、手入れをしていきます。

 

傷んだ茎は、ある程度取り除きますが、枝先に「緑の葉」がついているものについては、光合成で「生きている」状態を維持させるため、残します。

 

黙々と作業するも、花が1つもないなんて、この子が来てから初めてのこと。寂しいです。

 

でも、まだきっと生きている。手探りですが、毎日、手入れを続けます。

 

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