このブログのプロフィール(詳細)の冒頭にも書いたのですが、私は幼い頃から凝り性で、趣味などで打ち込んできたものには、一種独特のパターンがあるようです。
会社員時代、自分の個性は活かせなかったので、今後の人生においては、本来の私の「持ち味」を最大限に活かしていくべく、最近は、「自分の個性を振り返る」ようなことを、よく考えています。
そこで、今後何回かに分けて、幼少期からの「凝ったもの」や「力を入れたもの」を振り返って、記事にしていきたいと思います。
今回は、幼稚園の頃までさかのぼり、工作や理科の教材について思い出してみます。
私は、幼稚園での学習のうち、「展開図から組み立てる」ことが好きでした。
厚紙に「バス(乗り物)など展開図」が印刷されている教材がありました。クレヨンで色を塗り、ハサミで切り取って、折り曲げ、「のりしろ」に糊を塗って組み立てます。
私は、これが大好きで、家に帰っても、自分で「オリジナルの展開図」を作って遊んでいました。画用紙やボール紙に、自分で展開図を描いて、実際に作ってみるのです。
立体的なものを想像する力が必要なので、これは頭の体操になったように思います。
もう1つ幼稚園の学習で大好きだったのが「粘土工作」です。
おそらく「食べ物」か「果物」を粘土で作るといった課題だったと思うのですが、私は、「みかん」を作ろうと思いました。しかし、「中身までできていないと気が済まなかった」ので、中身の房も、なるべく精巧に作って、皮を巻いて作りました。みかんの外観を仕上げてしまったあとは、言わなければ、みかんの中身まで作ってあることは、わかりません。
でも、先生が見ていてくれて、クラスのみんなに声をかけて、皮をむいて見せて紹介してくれました。作品は破壊されてしまった訳ですが、とても嬉しかったです。
これについても、家に帰っても粘土遊びをやっていました。
「お腹を開けるとギッシリ機械が詰まったロボット」を作ろうと試みたのですが、ロボットの胴体(筐体)の強度が足りず、グニャッとなってしまって失敗。悲しかったです。
さて、ここからは、幼稚園での学習とは関係なく、自宅だけでの話となります。
父が、小学校の理科の実験で使うような教材を、時々与えてくれたのです。
乾電池と豆電球をつないで、「直列つなぎ」と「並列つなぎ」を理解するための教材がありました。当時、小学校の3年~4年で習うものだったと思います。
私の記憶が正しければ、私がまだ幼稚園の時に、「直列つなぎ」と「並列つなぎ」の教材で遊んでいたと思います。ただ、その教材がどんな姿だったのか、記憶がありません。
同種のもので、豆電球を使った「信号機」の教材がありました。
思い出しながら、図を描いてみました。こんな感じのものです。
これが、前述の「直列つなぎ」と「並列つなぎ」の教材だったのかも知れないし、それとは別に、この教材は、もう少し大きくなってから与えられたものだったのかも知れません。
この教材、中に電池が入っていて、信号部分は豆電球。スイッチで、3つの豆電球のどれかを光らせることができました。
父が与えてくれたこの教材、2セットあったんです。姉用と私用だったのではないかと思います。
そこで、2つの信号機を連動させることを考えました。4つあると完璧だと思ったのですが、まずは2つで。
片方が「青→黄→赤」となって、もう片方が「青」になるというのが本来ですが、それは高度すぎる。まずは、2つを同期させることを考えました。
普通に考えれば、配線を延長して、同じスイッチで2系統の豆電球に接続すれば良い訳ですが、当時の私は、「スイッチを物理的に連動させること」ばかり考えていました。
針金などで工夫するも、強度不足でダメ。
一定期間、「どうしようか」と考えていたはずですが、最終的にどうしたのかは覚えていないので、きっと、諦めてしまったか、別のことに興味が行ってしまったのだと思います。
いやぁ、懐かしいですね。
単なる思い出話というより、自分の思考の癖を振り返るのは、今後の学習の作戦を練る上で参考になると思いました。
ちなみに、こんな私ですから、小学生の頃、学研の「学習と科学」の付録が大好きだった、ということは言うまでもありません。
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